• トップページトップページ
  • お問い合わせお問い合わせ
母になるための体作り

自然に授かるために

現代、科学で細胞や遺伝子、そしてDNAまでも解明され、人工的に妊娠を助けることが可能になりました。しかしたとえ今であろうと昔であろうと、妊娠するという事は体内に新たな生命を宿し、10ヶ月間体内で育てるという事に変わりはありません。これは女性にとって大変なことであり、その為には健康な体と十分な体力が必要になります。中医学と漢方は体のバランスを整え母になるための体作りをし、より自然にお子さんを「授かる」ためのお手伝いができます。

科学的な治療法と漢方

科学の恩恵である人工授精、体外受精、ホルモン療法などは、たいへん有効な不妊の治療法だと思います。では、漢方と併用は可能なのか?中医学の理論から考えれば、問題なく併用できます。漢方は体のバランスを整えることを主としているので、人工授精や体外受精で受精・着床し易い体が作れます。また、ホルモン療法は婦人科の数値を整えますが、同時に別の症状を発症することが少なくありません。漢方はそのような副作用を軽減することも可能です。

【体外受精編】 41歳

相談

二人目の不妊についての相談。長男は38歳で出産。長男は体外受精で、妊娠まで時間がかかった。二人目も体外受精を行っているが、年齢的に今回の卵子数個で最後にしようと思っている。漢方で体調を整え、最後のチャンスで妊娠したい。
生理は順調だが、やはり量が減っている。生理痛も少しあり、下腹部と腰に冷えを感じることがある。

その他

非常に健康

弁証

女子胞(中医において子供が育つところ)に虚寒がある

紹介した漢方

北京同仁堂「艾附暖宮丸」、サプリメント的に半分の量で

結果

2回目の体外受精で着床し、元気な二人目を出産。

【基礎作り編】 34歳

相談

20代後半結婚時に検診を受け、子供が出来る可能性が低いと診断された。しかし子供が欲しく、不妊治療で有名な病院で診察を受け3ヶ月間の漢方を処方される。服用を始めてからほどなく胃の調子が悪くなり、徐々に痛みが強くなり食事が取れず体重が3kg減。もともと太れない体質で、相談時40kgに満たない。胃腸が弱く胃痛や下痢を発症し易いが、今は肉類を摂取すると胃が受け付けず嘔吐。時にめまいや立ち眩みがある。生理の周期は順調なものの、量が少なく、生理痛がある。それ以外、下腹部や腰、下半身の冷えを感じる。また、子供ができないことから、両親からのプレッシャーを感じている。

その他の特徴

食べても太れない体質、現在は痩せすぎ。胃下垂。疲れやすい体質で、顔色は蒼白。体調が良くないうえ精神的なストレスもあり、気持ちが塞ぎこんでいる。

弁証

もともと五臓の「脾」が弱いため気血が十分に作れず、太れない、疲れやすい、生理の量が少ない、顔色の蒼白が見られる。また、服用している漢方が強すぎ「脾胃」が傷つき、気血が更に作れなくなり体重が減少。
脾胃が健全となり食事を取れるようになり体重が増加しなければ、母になるための体ができない。故に、先ず「標(本質の影響を受けて表面化した症状)」の胃痛を処置して、次に「本(原因の本質)」の脾を高める。体重が戻った後、女子胞と先天の気を補填する。

紹介した漢方

北京同仁堂「加味保和丸」「附子理中丸」「艾附暖宮丸」「烏鶏白鳳凰丸」「金匱腎気丸」など

その他

週に1回1時間程度の時間を取って、ゆっくりと話を聞く。

結果

鶏肉が摂取できるようになるまで1ヶ月、体重が戻るまで3ヶ月、胃痛が完全に消失して普通に食事ができるようになるまで半年。その後、婦人科系を徐々に整えながら、徐々に気持ちの安定を図る。心と体が安定した1年後に体外受精を行い、妊娠・出産。

ご相談はこちらから